最近注目されるようになって
きたアスペクトであるセプタイル
(51.4度)という角度について、
ご紹介しています。。
これは、とても良い相性を持つもの
同士というアスペクトで、喜びを
もたらすアスペクトという事です。
これまでこのアスペクトについて詳しく
説明してきましたが、今回も最後にその
説明を、掲載させていただきます。
占星術に詳しくない方には、ピンと
来ないアスペクトでしょうから、
丁寧に解説してありますので、また
最後を読んでから、今回の実例をご覧
いただいてもいいと思います。
今回ご紹介するのは以下の三つの
サビアンシンボルです。
蠍座16度
「突然笑顔になる少女」
から見て、両サイドのセプタイル
(51度か52度になります。)
にあたるのが、
52度で
山羊座8度
「しあわせそうに歌う家の中の鳥」
同じく52度で
乙女座24度
「メリーさんと白い羊」
です。
これひとめでわかる相性の良さですねー!
蠍座16度の天真爛漫で純真な少女は、
やはりまだ社会に出ず、家庭に守られて
いる事から、家の中の鳥を暗示する
山羊座8度に通じるものがあり、
またこの蠍座16度の少女は、乙女座24度
のメリーさんと重なり同じく、純真で素直に
心を暗示しているもの同士というつながり
になっています。
まさにセプタイルの角度で、見事にその意味
通り、互いを助け合う暗示のつながりに
なっているのが、サビアンシンボルのなせる
わざだという事になりますね。
これは、セプタイルの意味と、サビアン
シンボルの神秘性をともに裏付けあっている
好例です。
ではそのセプタイルについての
説明を再掲載しておきますねー。
マイナーアスペクトの中で、
とても重要視されはじめている、
セプタイル(51.26度)をご紹介
します。
これは全天360度を7分割して
できるアスペクトで、つまりは
7分の1の角度だという事です。
アスペクトとして、ホロスコープなどに
表記される場合は、1/7またはSeと
なります。
またその倍数をバイセプタイル2/7
(102.52度)
3倍をトリセプタイル3/7
(154.18度)
といいます。
このアスペクトについては英国占星学
教科書という本に詳しく説明されている
ので、引用させていただきますね。
「数字の七はとても重要な数で、宗教的
な文献にはこれを扱ったものが多い。
数字の七は、カルデアの七人の天使、
黙示録の七人の天使、七つの王冠と
七つの教会、そして一週間の曜日などに
例が見られる。七のシンボリズムは、
自分には人生からの最高の贈り物が
与えられていること、そして成長と
発展へと向かう精神の旅に出るのだと
いう認識を示す。同じくセプタイルは、
自分にとってたいへん喜びをもたらす
何かを見つける、すぐれた能力を
示す。
占星術家はハーモニクスの手法で、
第五と第七のハーモニックを用い、
自分が持つ才能とそれが開発される
かどうかを見分ける。」
“出典:「英国占星学教科書」
コーディリア・マンサル著
青木良仁/訳
魔女の家®BOOKS刊”
つまりは、セプタイルは喜びをもたらす
何かを見つける能力を示すという事で
ポジティブなエネルギーだという事
ですね。
最後の第五と第七のハーモニクスと
いうのは、第五のハーモニクスが
つまりは1/5のクインタイルや
2/5のバイクインタイルを指して
いて、第七のハーモニクスが、この
1/7のセプタイルや2/7の
バイセプタイルなどの事を示している
という事で、これらのアスペクトが、
活かされ合う関係だという事なのです。
7という数字は、数秘術でも神秘性、
霊性を示す数で、これを生命数などに
持つ人は、五感を越えた領域に強く関心
を持って、研究に没頭するような場合も
あるとの事です。